ひと手間かけるということ

今日もブログにお越しくださってありがとうございます。

f0085875_9475833.jpg電子レンジを処分してから一月半くらい経つ。ごはんを温める「チンッ」の代わりに使っているのが蒸篭(せいろう)。マンハッタンの中華街で購入した。コロンとしていて可愛い。蒸篭を使ってごはんを温めるのは意外や意外に早くてスチームが上がってから5分くらいだろうか?他の準備の合間に温めているのではっきりとした時間は言えないけれど、結構あっという間だ。そして蒸しあがったご飯は電子レンジで温めたものとは比較にならないほど美味しい。この蒸篭は2段重ねで使えるので一緒にお野菜を蒸したりもできて、一石二鳥な使い方も出来る(話はそれるがこの一石二鳥の四字熟語を初め「いっちょうにせき」と思い出し、漢字変換すると「一兆二隻」と出る。何かが違うがその何かが思い出せなくてしばらく困る。海外生活が長いと日本語をどんどん忘れていく哀しさを実感)。そうして蒸篭を使うこの時間がなんだか愛おしいような気分でさえあるのだ。

このごはんを温め直すひと手間をかけることが、私にとってとても象徴的な出来事のように思えている。少し前まで私は何かにつけ「面倒くさい」を連発する女だった。手間の掛ることなど可能な限り避けていた。美容オタクの友人にはいつも頭の下がる思いだった(この辺はまだ変わらないが)。
でも、蒸篭を使うようになってから「面倒くさい」という発言が減ってきているような気がする。生活全般に関して、「手間をかける」美を見つけ出しているような気がする。お料理に懲りだしたこともその一貫だろうしね。こういう態度は対人関係はもちろんのこと自分自身の扱いにも変化を及ぼす気がしている。これまで「手間」と思っていたことが「思いやり」に変化してきている気がする。その「思いやり」をかけることは決して面倒なことでも恩着せがましいことでもなく、ごく自然なことに感じられる。「手間」は効率の悪いことではなくて、美なんだろうな、と思う。こういう美の追求は好きだなと思う。

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近所のグリーンマーケットで入手したライラック。いい香りです。和名はムラサキハシドイ(紫丁香花)と言うんですね、wikipediaで初めて知りました。。



f0085875_10161970.jpgattentionを浴びるのが大好きなジンジャーはアパートで写真を撮っていると必ずやってきて自分に視線を集めようとします。頼みもしないのにポーズまで取っています。




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by sakurasikibu | 2009-05-09 21:31 | つれづれ