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素敵な書家、発見!

今日もブログにお越しくださってありがとうございます。

私がブログをしていて面白いなと思うことの一つは、それまで知る由もなかった方を知る機会が出来たり、中には個人的なご縁が出来たり、またその方の活動を通して自分の世界が広がっていくことだ。

私は幾つになっても好奇心が納まらず、いつもやってみたいことが沢山ある。そのうちの一つは太い毛筆を思い切りやってみたい、ということ。書道を習ったことはないけれど、学校の授業や休暇の課題でやっていた頃は緊張しつつも好きなことだった。20代の頃から何故だか、箒(ほうき)のような大きな筆で畳数畳分ある大きな紙の上で思いっきりお習字してみたい、と思うようになった。でもその機会はまだ来ていないけどね。そこまでいかなくても、ささっと短い言葉を毛筆でしたためて葉書を出せたら良いな、と思っていた。NYに住むようになってから、ますますそういう思いも膨らんできたんだけれど、如何せん、太い毛筆を教えてくれる先生を見つけられないまま。細くて綺麗な毛筆より、個性的で大胆なぶっとい書に心惹かれるのだよね。

そんな思いがあったからか、先日、にほんブログ村のランキングのページに行くとふとある方の新着記事のニュースが目に留まる。

書家の写真2∞八戸香太郎

彼の書はまさに私好み! なんとNYにお住まいというじゃないですか!これは是非先生になって頂きたい!と思って彼のHPに行ってみると、愕然。彼は国際的に書家としてご活躍されていて、とても書道教室の先生というタイプではなさそうだ。私は書家の方たちのアートシーンでのご活躍ぶりには全く疎いんだけれど(いや、アートシーンそのものに疎くなっていますが)、この八戸さんのご活動は彼の書にも等しく独特で素晴らしいなあ、と関心。

一つはyou tubeでご覧いただける。


彼の書がロサンジェルスにあるジムのいたるところを飾っている。良いなあ、と思うのは彼のアーティストとしての態度だ。西洋文化に迎合することもなく、かと言って日本文化を頑なに押しているわけでもない。とても自然な形で西のものに融合している。でもちゃんと個性はそのまま残っていて。彼の書にも感動したけれど、この態度にも感動する。彼のブログから伺える鋭い観察眼も良いね。

私は、ここ数年はすっかりコンテンポラリーなアートシーンから遠のいた生活をしていたんだけれど、またアンテナを張っても良いかな、と思うきっかけになったな。せっかくNYにいるのだからね。

良い機会を作っていただいて八戸さんに感謝ですね。

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by sakurasikibu | 2009-08-13 21:52 | 文化活動