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Hugの効用

今日もブログにお越しくださって本当にありがとうございます。

今日のNYは一日中雪。日中はぼたん雪でしたが、夜になって粉雪になり積雪が始まりました。一晩中降り続き、明日もずっと雪らしいので、また職場では大騒ぎになりそうです。

今日は私、職場でぶち切れました。90年代前半から社会にでて、過去このように怒りを人前・職場でさらけ出したことはありません。日常も頭にくることもありますが、怒りの感じ始めをすぐに察知するので、深呼吸などして怒りをコントロールすることは私には特別難しいことではないのです。

ところが今日は違いました。カチンときたら、気づくのと同時に爆発していたのです。このところ、人生の流れが変わってきたことを感知して、そしてその流れが思ったより急であることに動揺していました。精神的に落ち着いていないので、感情的になりやすかったのでしょうね。

ことは、私が仕事の上で大変大切にしているもの、それは患者さんの作品ですが、それと私の関わりについて非常に心外な事を言われたと感じたのです。相手は普段仲の良い同僚のジャメイン。彼女は62歳と私とは親子ほども年齢が離れているけれど、同級生感覚で仕事をしているんです。職場の中で、私に取っては気の置けない人と化していたのも怒りが瞬間爆発した原因だったかも知れません。

怒りを爆発させた後は、怒りを感じながらもそんな自分を客観していました。そして、短い時間で火山が沈下するようにプスプスと音を立てながらも静まっていきました。いろいろと気づきがありました。
仕事に自己を同一視するとエゴに囚われる、って分かっていたのにそうなっていた自分。
人間のありとあらゆる強い感情をちゃんと見据えようと決心したら、自ら経験した。
思春期の頃、親に理解をしてもらえず憤慨していた自分がこんなところで出てきた。

そう気づいたら、ジャメインと和解だ、と思って彼女のところに行くと(7分後くらい)、ジャメインが今度はすっごく怒っているんです。彼女が何の悪気もなく言った、つい口から滑っちゃったことに対して、どうして私があんなに怒るのか!と。言い間違いは誰にだってあるのに、それに対して怒るなんて!って。

これでまた私は静まったはずの火山が活発化してきました。なあんで、あなたの言った言葉でUpsetした私が逆に怒られなきゃいけないのよ、と。これはおかしいよ!と。

仕事のスケジュールに中断され、そのあと小一時間ほど間が空きました。なんともやるせない気分でいると、総看護婦長のバストのやたらと大きいスモールさんが" When we fight for being right, we never win."と言ってくれ、これまた開眼。そうですね、どっちが正しい!?の罠にはまってしまうと、またエゴ同士の競争が始まります。まあ、完全にやるせなさが消えた訳ではありませんが、ジャメインと気まずい状態で仕事をするのは御免こうむりたいので、何とか和解しようと決めました。

しかし、派手に怒ってしまったし、ジャメインも怒っているので、どうアプローチするかな、とちょっと思案。考えても分からないので、取り敢えず、近づいてみると、ジャメインはまだプリプリしていて、話合いなんてしたくないって。こりゃ困ったなあ、と私。しかし、ひるまずに「ジャメインとの間にTension(緊張感)があるのは嫌だよ。だから私からハグするね」と言ってハグをすると、さっきまであったはずの緊張感はスル~っと溶けていくのを感じました。もとは超純粋なジャメインもそれで怒る気もうせたようでした。

そのあともちょっとギクシャクした感は残ったけれど、終業時にもう一回ハグをするとジャメインは"I love you Mucho Grande"とスペイン語交じりの軽妙な調子で言ってくれました。嘘はつけないジャメインが明るい調子で彼女の気持ちを伝えてくれました。

ハグってこんなに絶大な効果があるんだ、と思ってビックリです。私は日本で育ったので、普段自分からハグなんてまずしないんですけれども、でも言葉で通じないこともこうしてボディコンタクトと体温で伝わるものなのですねえ。普段何気なくしているHugも、知らないうちに良好なコミュニケーションに大変役立っているということですね。HUG普及活動をしたいような気分になりました。理屈をこねる前にハグしとこう!って。



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by sakurasikibu | 2010-02-25 23:06 | 仕事場で感じたこと

ユング『赤の書』を学ぶ

今日もブログにお越しくださって本当にありがとうございます。

今日は仕事の後に、5回シリーズで行われるユングの『赤の書』の講義の第一回目を受けてきました。第一部が五回の講義、そのあと第二部が5回あるので、計10回になりますね。この『赤の書』が一般に公開されたときの模様はこちらの記事をご覧くださいませ。

この講義のことは随分前に情報として受け取っていたのですが、ある誤解のため、受講する気にはなっていませんでした。どの世界にも派閥というのはあって、小さな中でも更なる派閥というのがあるのがこの人間の作る世界ですが、それは精神医療においても同じです。NYにあるユング派の研究機関にも確執があって、その機関は二分されました。古い機関からは良い先生が流出し、新しい機関はまだ混沌としている、とオーリーから聞かされていました。私がこの講義の情報を受け取ったのは別の人物からだったのですが、古い機関で行われる講義だと思い込んで登録する気にならなかったのです。

ところが、昨日オーリーから実はこの講義はこの2つの研究機関とは別の独自の教育機関で行われると知りました。分析家を養成する機関ではなく、教育を目的にしているところだそうで。で、この講義の講師はオーリーが長いことスーパービジョンでお世話になっている心理学者で、この彼ほど博識な人は他に知らない、とまで絶賛していたんですね。とにかく素晴らしい先生だから、と。

なんと講義の前日に、誤解が溶け、Red Bookについて勉強したい!と思っていた私は大急ぎで登録しました。このクラスも当初予定より圧倒的に登録希望者が多く、教室を拡大したんだそうです。今日登録者名簿を見たら、私の名前が最後につけたしてあったので、ギリ子健在!と自画自賛しておりました。

クラスメートたちを見て、私は当初かなり違和感を感じました。多分、私が一番若手だったと思います。50代~60代がほとんどで、中には70代に見える方もいました。加えて、ほとんどの人がこの教育機関のメンバーで度々顔を合わせているようで、みんな挨拶しまくっているんですよ。マイノリティーもこのNYCにありながら、アジア人は私ただ一人。そしてあと一人黒人の女性がいただけ。ユング派がこんなに白人で占められているとはちょっと想像していなかったですね。年齢層が高いのは分かります。心理学にもトレンドがあるんですよ。まず精神分析という分野がもう人気がない。一昔前まではロジャースに代表されるようなヒューマニスティック・アプローチが主流。現在はなんと言っても、認知行動療法ですね。短期で効果が出ますから。その持続性については、疑問の声も出ていますが、この忙しい現代では即効性のあるものを人は好むのでしょうね。この認知行動療法に代わるアプローチも段々出てきました。精神性(スピリチュアリティ)を取り入れたものも。でも、研究としてはまだまだ未熟と言ったところがあります。

講義のはじめは違和感もあったのですが、すぐにそれはなくなりました。先生はポーランドなまりを話す方で図体はでかいのに、そのなまりのせいでなんだか可愛く思えてきます。風貌はペインターと言った感じ。スタジオから出てきたばかり、っていう気取りのなさを感じました。私は気合の入っているタイプの人より、こういう肩の力の抜けたタイプの方が好みなので、なんだか安心します。

初回の今日はどうして、ユングが赤の書を書くに至ったのかを時代背景と共に教えていただきました。やはりフロイトとの決別が彼には本当に大きな出来事だったのでしょうね。加えて第一次世界大戦も始まっていくヨーロッパ全体が不安定な時代だったのですよね。

私はユングの事については表面的な知識しか持ち合わせていなかったのですが、クラスメートは既に研究をしている人たちなので、知識の量にかなり差があって一緒に勉強するのはちょっと大変な気もしますが、自分のペースで学んでいこうと思います。

そしてこの講義を受けることは今の自分に大変必要だな、と今日参加して思いました。今、私が色いろと抱えている疑問をこの本、そしてユングについて詳しく学ぶことで随分と解決できそうです。本当に自分が必要として受け取る準備が出来ていることはちゃんと与えられるのですねえ。神さま、ありがとう!の気持ちです。

今日学んで感じたことはユングは100年時代を先取りしていた、ということ。早すぎたのですね、彼が行ったことは。だから周囲から理解を受けず、Mad Manとして扱われ、その先入観は未だにこのアメリカ東海岸にはびこっていますから。でも、この赤の書を詳しく紐解くことが出来たら、彼は超先取りだっただけだ、と皆が気づくのではないでしょうかね。ん~、興味深深のこの講義、これからが楽しみです!

先生から『赤の書』のテキストを全文読めるサイトを教わりました。残念ながら絵はついていないのですけれど。英語ですが、ご興味のある方は是非行かれてみると面白いと思います。Introductionだけでも大変勉強になりますよ!



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by sakurasikibu | 2010-02-24 22:07 | つれづれ

食堂かたつむり、再び

今日もブログにお越しくださって本当にありがとうございます。

みなさん、こんばんわ。
今日のNYは雨です。今週は雨が続くようです。春が近づいてきましたね。

この前の日曜日は奈津子さんのお料理教室の日でした。今回は腎臓に良いメニューの数々を教わりました。毎度のことながら、どれも美味しいものばかり。奈津子さんのところは私にとって『食堂かたつむり』だ、と前に記事にしたことがあったのですが、またそういうことがありました。

実はこの日の私の心身の状況は芳しくなかったのです。前日にお会いした方に言われたことを自分の中で牛のように反芻し、それに自分の妄想やら想像を加えて、「さあ私は大変だ!」と一人で勝手にドラマを作り上げていたのです。急激なストレスのため、ほぼ持病の低血圧も起こしていました。でも、お教室は楽しみにしていたし、美味しいものを頂けば、元気になるかと思って出かけていきました。

でも、クラスの最中もやっぱり何となく体調が優れません。平常を装っていたのですが、奈津子さんのお手伝いに後からやって来たあすこちゃんが、私の顔を見るなり、「万葉さん、大丈夫ですか?」と私の体調不良を察知してくれ、奈津子さんのお母様の手作り梅干が入った梅醤番茶をすぐに作って出してくれました。頂くと私の様子の変化にまた彼女は気がついて、「良かった、ふわふわしている感じがなくなりました」と。ところが、クラスが進むにつれ、また私はふわふわし始めていたんですね。(ああ、また血圧下がっているなあ)って内心感じていたのですよ。そうしたら、またあすこちゃんは「万葉さん、またふわふわしてきましたね。もう一杯梅醤番茶飲みますか?」と聞いてくれました。多分、飲んだら調子良くなるな、とは思ったのですが、もうじき試食になるので、大丈夫だろうと思って、そのときは遠慮しておきました。

そうして試食はもちろん美味しくて、みなさんとのお話も楽しく過ぎて行きました。試食が終わったので、後片付けを始めると、あすこちゃんは「万葉さん、何かあったんですか?」と聞いてきたんです。どうも体調が悪いだけではなく、何かがあった!と察したらしいんです、彼女。加えて、私から哀しそうな感じを彼女は受け取っていたそうです。「差し支えなかったら話してくださいよ」という優しい言葉に甘えて、私は自分が前日に言われたことから、いろいろな未来を想定して、不安になっていることを話したんです。話したあとは大分安心しました。

お料理を作るというのは、素材やそのときの気候などに合わせて、絶妙なバランス感覚が必要な作業だと思うのです。そういう仕事に就くには、Intuitive(直感が発達している)である方が良いのだろうと信じますが、あすこちゃんはまるでサイキックのようでした。彼女いわく、見えたりするわけではないけれど、自分と繋がっている人のことは感覚として伝わってくるのだそう。しかし、刻々と変わる私の体調にまで大変敏感で恐れ入りました。でも、すごく救われた気がします。

サイキック・レストランっていうのが出来てもいいんじゃないでしょうか?お客様の体調、心境に合わせたお料理をシェフがさっと作って元気にしてあげる、というもの。流行そうな気がします。

ありがたいですね、労わってくれる人がいるというのは。ありがとう、あすこちゃん、奈津子さん。

そうして久しぶりの自分のドラマにも驚きましたよ。ドラマは嫌だと常々言っているのに、やっぱりドラマしちゃうんですねえ、ときどきは。自分が望んでいたことが次々に起こり始めたら、最初はとっても嬉しかったのに、そのうち自分で対処できるのか、と不安になってきたんですねえ。それについてのアドバイスに誇大妄想を加えて、まだ何も起きていないのに、一人で大騒ぎしていましたからね。でも、もう大丈夫かな、そう思います。自分に出来ないことは与えられないし、与えられたものは出来るからこそなので、そう信じて目の前にあることを大事にしていくことにします。







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by sakurasikibu | 2010-02-23 21:59 | つれづれ

ハンドルを手放そう!

今日もブログにお越しくださって本当にありがとうございます。

今日は中身の濃い一日でした。朝から晩まで色いろと。企画していたイベントは小規模ながら、かなり上手いこと行きました。勉強になることも多々ありました。

そのイベントとは別に、ある方にお会いして、自分の近況を話す機会がありました。私は最近自分にとって好ましいんだけれど、余りにいろんなことが起こり始めていて、ちょっとOverwhelm(圧倒される)している感があって、上手くHandle(対処)出来るのか、ちょっと心配だ、というような内容を話すと、その方はハンドルは全て放せば良いんです、とアドバイスをくださいました。「そうか!なるほど!」と納得した私です。その方は自らの経験を私に話してくださり、ハンドルしようとしたときはどんなときも上手く行かなかった、と。すべては大きな流れの中にあると絶対の信用を置いて、流れに身を任せれば大丈夫、上手く行く、ということ。上手く流れに身を任せるには瞑想をしていれば分かる、とも言われました。

このところの私の瞑想はちょこちょこっと5分程度をささっとしておしまいって事が多かったのですが、しばらくはもっと長い時間を当ててみようと思います。私がかつてストレス度の高い生活を送っていた頃、日々のルーティーンに入れていたことをまた始めると丁度良いようです。今回は目的がちょっと違いますけれどね。精神的な成長を遂げるのには人それぞれの方法があると思いますが、私の場合も他の多くの方の様に瞑想が欠かせないようです。

今晩は久しぶりに長めの瞑想して寝ます。皆さまも良い夢を。



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by sakurasikibu | 2010-02-20 20:52 | つれづれ

Be Stupid

今日もブログにお越しくださって本当にありがとうございます。

こんばんわ。
金曜日も終わりに近づいています! やったー!Weekendだ!仕事は好きだけれど、日中ずっと職場にいるより、週末自分の好きなことをしているのがやっぱり楽しいです。

最近、地下鉄構内で良く見かけるDieselの広告。
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Be Stupid ・・・馬鹿であれ、馬鹿になれ、かな日本語訳は。関西風なら「アホになれ」でしょうか・・・。

Dieselのサイトに行って、まず左上にあるBE STUPIDをクリックして、その次の画面の右下にあるVIEW THE CAMPAIGNをクリックするとこのBe Stupidシリーズの数々の宣伝が見られます。

Smart (利口者)と Stupid (愚か者、ばか者)の比較でいろいろなTag line (キャッチフレーズ)を出しています。

私が気に入っているのは、この文句↓
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SMART LISTENS TO THE HEAD, STUPID LISTENS TO THE HEART.
(直訳なので日本語の響きは悪いけど・・・、利口者は頭のいうことを聞き、ばか者はハートのいうことを聞く)
ああ、馬鹿の方が良いよね、と思うし、思い切り馬鹿者でありたいな、という気になります。

他にも気に入っているのは、SMART CRITIQUES, STUPID CREATES (利口者は批評し、ばか者は創造する)。ええ、とことんばか者でありたいですね。

常識に囚われず、傍目にはばか者でも、自分で人生をCreateする面白い生き方をしていきたいですね。






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by sakurasikibu | 2010-02-19 22:46 | NYの街角から

方程式があてはまらない・・・

今日もブログにお越しくださって本当にありがとうございます。

今日は仕事の帰りにWilliamsburgに行ってきました。学生の頃に住んでいた街です。当時から街の開発は盛んでしたが、まあ、今日ひさしぶりに行ったら、びっくり。ハイライズのお洒落なアパートメントだかコンドが続々と建設中。昔は怪しい倉庫だったところも、お洒落なお店に様変わり。私がこの街を出たのは、若者が増えすぎて落ち着かなくなったから、なんだけれども、今日はさらにそう思いました。なんだか色んな意味でプラスティックな感じを受けました。自分のご近所の19世紀のブラウンストーンの建物を見ていると、ずっと落ち着きます。今の私はこういうアンティークっぽい空間の中で生活している方が合っているのですね。


私は高校生の頃、理系のクラスにいて生物学が大好きでした。数学も得意でした。大学は生物学か医学を学びたい、と思ったこともありましたが、いかんせん血が苦手。彫刻刀で誤って自分の手を切り、自分の血を見て貧血を起こしたこともあります。生物学科でする色んな動物実験も話しを聞いているだけで、自分には耐えられそうにはないと思い、理系の道、断念。

根が理系体質のせいか、「原因と結果」的に物ごとを見るクセがついているというか、それが分かるとスッキリするのです。それが分からないともやもやとして、落ち着かない、とでも言うのか。心理学に興味を持ったのも、人間の色んな行動やキャラクターのゆえんを知りたかったからでしょう。「どうしてこうなったのか?」、「どうしてこの人はこう解釈・行動するのか?」を知りたかったし、どうして自分はこう感じるのかを知りたかったのですね。

つい半年ほど前まで、私はこうした『原因と結果』にこだわって生きていたと思います。「どうしてこの状況に自分は直面しているのか?」と突き詰めて考えていました。原因が分かれば、その結果を回避できるだろう、と思っていたからです。

でも今はそんな原因は突き詰められるものではない、と思っています。人生は方程式のように単純ではないとやっと分かったからです。もしかして、方程式はあるのかもしれませんが、それは人間の理解のできる範疇のものではない、ということです。

以前の記事にもしましたが、私たちが毎日経験している大小さまざまなものごとは宇宙という大きな流れの中で起きていて、人間という小さな存在では計りしれないことが重なりあって起きているのですよね。前回の記事を書いたときはまだそれが完全には分かっていなかったようですね。その後も原因を探すことをしばらくしていましたからね。

例えば、交通事故に遭ったとします。信号をちゃんと見ていなかったとか、スピードの出し過ぎじゃなかったか、とか。ブレーキの調子が悪いのに整備に出していなかったから、とかいろいろ自分の非を探してみようとします。でも、そんな単純じゃないのですよね、ものごとは。映画、『ベンジャミン・バトン』でケイト・ブランシェットが交通事故に遭うシーンがあります。本当にいろんなことが重なって重なって、彼女は車に轢かれてしまうのです。彼女が悪かったわけではありません。なのに、ここで自分の非を探そうと躍起になっても、永久に迷路に入ったままになります。

この映画の中でケイトが事故に遭ってしまったことは事実です。プリマとしての人生も終わりました。では、ここで悲しみに明け暮れて、その後の人生を送るか、それとも今の時点で自分に出来ることをベストを尽くしてやるのか、ここで人生の送り方に違いが出るのでしょうね。

答えの出ない原因探しをしている時間があったら、今の自分で出来ることを探した方がずっと良い。そうしているうちに原因なんてどうでも良くなるのですから。

人生に方程式を求めることは、人生を有意義に生きていくことに何の役にも立たないな、と思うようになりました。人間という存在では計り知れないことが沢山あるからです。分かろうとしていた自分は驕っていたんですね。目の前の現実にベストを尽くす、これだけが私に出来る最良なことです。その結果、起きたことが自分に取って良くないはずがありません。

明日は金曜日。平日の最後もベストを尽くして、楽しい週末を迎えましょう!



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by sakurasikibu | 2010-02-18 22:12 | つれづれ

ルート・キャナルの治療

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こんばんわ。
今晩もNYは小雪がちらちらとしております。

先ほど歯医者さんから戻ってきたところですが、麻酔を5箇所にかけられ、目の方まで麻酔が効いています。神経が麻痺するというのは、なんと不便なことですかね。お腹がすいたので、麻酔が取れるまで何も食べるな、という歯医者さんの注意を無視して、柔らかくて舌のやけどを起こしそうにないものを食べましたが、味がしなくて、全然面白くありません。

不便を経験して、普段何の問題もなく過ごせていることが本当にありがたいことだと痛感しますね。体調も優れないので、今日こそは早めに寝て、久しぶりにたっぷりの睡眠を取ることにします。



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by sakurasikibu | 2010-02-17 19:48 | つれづれ

あわてなくて良いんだよね。

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昨日、仕事帰りにRちゃんのお家に遊びに行きました。手作りのお料理でもてないして頂いて大満足!特にお鍋はとっても美味しかったのだ!ご馳走様!

Rちゃんのお部屋からはマンハッタンの夜景がとても綺麗に見えて、なんとも言えず良い気分。Rちゃんの本棚には私の好奇心をそそる本が沢山。『空海とアインシュタイン』って本は是非借りて読んでみたいものです。

女二人でいろいろと話し込んで来ました。でも、あんまり女の子(おいおい私は幾つだっけか?)っぽい話ではなかったかもなあ。クリシュナムルティとか、ゲバラ、ジョン・レノンとか、彼らの生き様の話やら宗教の話など。魂が男チームだからかもね。

夕方に伺ったのに、気づけばもうじき夜中。二人とも翌日も仕事なのだから、さあ、引き上げますか、と小雪の降る中Gトレインの代換えバスの乗り場まで送ってくれた優しいRちゃんはホントに良い奴だ!

沢山話した中で、ここでもシェアしたいことはいろいろあるのだけれど、そのうちの一つを今日は書いてみたいなと思います。

とどのつまり、われわれ個々人の人生はみんな丁度良く全てが実は整っている、ということ。表面上は好ましくないと思われることが起きていたとしても、でも慌てないこと、騒がないこと。その好ましくないと思われることが長期的に見たら、本当はどうしても必要なことだから起きているんだよなあ、と。起きていることには何の無駄もなく、全て必要なことなんだな、と。ただ個々人の人生の時間割は皆まちまちなので、物ごとの順番は違っていて当然。例えば、ある人はとうに部長になっているのに、自分はまだ係長だとか、あの人はもう子供が高校生なのに、私はまだ結婚もしていない、とか。仕事をクビになったとか、受験に失敗したとか。でもそういうことも個々人にとって生きていくことの大事な過程の一つだから、慌てないこと。時間割は最初から違うのだから、比べることも出来ないし、するだけ無駄というもの。今、自分の目の前にあることをただ受け止めて正直に生きていればそれで良いんだよなあ、と。

だけど、表面上好ましくないことが起きると、私たちは安易にそれを取り除く方法がないかと必死で探してみたりする。お祓いとかね、そういうことだったりすることもあるだろうし、もがいてみたり。騒がずに淡々と物ごとに対処している方がスムースに事は流れていくのかなあ、と。そういうことを学校で教わりたかったなあ、とも話しましたよ。人生に幸運も不運もないんだよね、と。

まあ、私も今の時点で理解していることを言葉で表現するのは難しいのだけれど、人生というのは上手くできているんだなあ、と思うわけです。



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by sakurasikibu | 2010-02-16 23:50 | つれづれ

睡眠は大切!

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こんばんわ。
NYはいま夜中過ぎですが、また雪が降っています。どうせなら、とことん降って明日は一歩も外に出られないくらいなったら良いのになあ、と怠けものの私はちょっと思ったりもします。家でのんびり一日本でも読んでいたいかな、と。ま、そんなことにはならずにまじめに仕事に行くことでしょうが。

今日、職場の同僚と睡眠の大切さについて話をしました。沖縄の基地にも居た看護師のマークは、実は軍人さん。兵士として、アフガニスタンにも、イラクにも行っていたことが今日判明して、私はすごく驚きました。アフガニスタンで受けた銃の傷跡も見せてくれたんですけどね。このマークは本当に屈託のない明るい人で、いつも冗談を飛ばしているし、嫌味なところが全然ない。いたずらっ子の子供がそのまま大きくなったようなところがある人。何というか俗に言う『かげ』のようなものが感じられない人ですね。陽性の塊みたいな感じ。患者さんにもとても親切だし、彼が誰かに対して、失礼な態度を取っているところを見たことがない。誰に対しても平等に敬意を払っている人。

2回も戦争に行ったのに、全くと言っていいほどトラウマを抱えているような様子がない。「マークにはPTSDの影も見えないよ!」と言うと、「僕は良く寝たからね」と。何でも彼のアーミーの仲間たちでPTSDを患う人は皆眠れなかった人だったらしい。眠れないとストレスを消化できないんだろうね。マークは立っていても眠られるし、砂嵐の中でもどこでも眠れたらしい。生死のはざまにありながら、いつでも眠れるというのはもともと強靭な精神の持ち主なのではあろうけどね。

いやあ、こんな悲惨な戦争帰りでもこんなに明るい人もいるのか、とこちらの方が軽いショックを受けた感じ。仕事の後にあった友人も同じようなことを言っていました。良く寝たあとはストレスも吹っ飛んでいると。忙しい都会の生活を送っている我々ですが、睡眠時間を短縮してまで、何かをしようとするとあとでつけが回ってきそうです。必要な睡眠時間を確保できるようにちゃんと時間管理をして、ストレスをためない生活をしましょうね!

私もこれから急いで寝ます!



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by sakurasikibu | 2010-02-15 23:59 | つれづれ

愛を贈る日

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こんばんわ。
今日はバレンタイン・デーですね。アメリカでは、男女の区別なく愛情を表現しますが、やはり男性から女性に特別なギフトを贈る方が多いみたいです。先日は沖縄の基地にいた元米兵の看護師さんから、日本にはバレンタイン・デーの前日に特別な日があるんだよね?と聞かれました。良く話しを聞いてみると彼はホワイト・デーのことを勘違いしていた模様。ホワイト・デーにはバレンタイン・デーの倍返しをするんだよ、と同僚のジャメイーンに話すと目をキラキラさせて、「じゃあ、今年は日本風にしましょうとマイ ハズバンドに提案してみる!」と言っていました。彼女の提案は上手く行くのだろうか・・・。

一週間ほどまえに『靖国神社』についての勉強会に参加してきました。それはそれはとても刺激を受ける内容で、いつかこのブログでもかいつまんでお話してみたいと思うのですが。その勉強会のときに日本人は日本を好きでいる必要がある、という話の流れから、講師の方が参加している方々に「自分のことを好きな人」と聞かれたんです。そのとき、それを肯定して手を上げた方は三分の一弱。四分の一くらいだったかも。能天気・万葉は手を上げた口ですが、挙手された方の少なさに正直大変驚きました。参加されていた方たちは20代後半から70代くらいまで幅広く、どちらかというと年配の方の方が多かったと思います。

これがアメリカ人対象に同じ質問をしたら、多分ほとんどが挙手したのではないでしょうか?アメリカ人、自分好きな人、多いですからね。

少数派の挙手組だった万葉は、手を上げたことがなんだかちょっと恥ずかしいような気分にもなりました。当たり前と思って手を上げたのに、そうではない人の方が多かったので。謙虚さが足りなかったか?と自問してみたりして。そして、「ああ、これって日本人的発想だなあ」とも思いましたね。

私ももっと若い頃は自分に不足しているものばかりを数え上げ、なかなか自分を受け入れられないでいました。でも、自分が自分を受け入れないでいては、周囲の誰も自分のことを本当には受け入れてくれません。あるいは受け入れられていたとしても、その事実を自分が受け付けない、もしくは信じられない。そして、この世の中はいろんな人が集まって構成されていますが、本当はみなひとつの同じもの。自分を受け入れられないということは、自分の属しているこの世界全ても受け入れられないということと同じです。

そんな風に感じていたら、どうしたって生きていても痛みが伴うものだろうと思います。せっかくこの世に生を受けたのだから、痛みではなく喜びを感じて生きていたい、と私は思います。

でも、自分を受け入れることはなかなか簡単ではない、と思っている方、ヘミシンクからでているCDをお勧めします。

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Claiming Your Self


残念ながら、まだ日本語バージョンは出ていません。ゆっくりした英語なので、ある程度英語の分かる方なら大丈夫だろうと思います。随分と前に購入して、忘れていて最近聴いたのですが、なかなかに良いと思います。これは自分のことを部分的に好きではあるけど、とても大好きとは言えない、というような方が聴くととても効果的だろうと思います。『現在』に目を向けて、過去を引きずった思考を肯定的なアファメーションで変えていく作業をします。考えが私たちの経験する現実を作り上げているという発想をもとに、さきに考えを変えてしまえば良い、という訳です。繰り返し聴くと良い、とこのCDの中で何度も言っています。一つのことを繰り返しすることが苦にならない方にはとっても良いでしょうね。

まずは自分に愛を贈ってみると、周囲の人にも贈りやすくなるのではないでしょうか。


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by sakurasikibu | 2010-02-14 20:42 | ヘミシンク